2014年2月22日土曜日

会社内部のリニューアルオープン


現在の会社全景(現在は全国組織の支店になっています) 
大分に転勤して数カ月、大分の生活にも少しずつ慣れて来ました。会社の建物は鉄骨造りで、周囲は一見、鉄筋コンクリート造りの様に見えますが、内部の配置等は、年月を経た、古い作りのままでした。正面の入口から中に入った印象では、机が何組かに向きあった、正直古臭ーい、昔ながらの事務所のイメージでした。このイメージを、もう少し、スッキリして、お越しになる方に、もう少し良い印象の事務所にしたいと考え始めたのです。しかし、〇〇大分販売㈱の本社ですが、株主は親会社のメーカーと、地元のガソリン販売会社が、それぞれ50%を保有していました。株主の方の同意を得て、内部のリニューアルを進める事にしたのです。施工は従来からの取引先、中央広告さんにお願いする事にしました。中央広告の社長、当社の社長と共に、改造のプランを色々と検討しました。狭い事務所部分をもう少し広げて、床はリノリウムのパネル張り、天井は高い釣り天井で、内部を明るく、すっきりと。タイヤ交換の作業場所、それ迄はタイヤ交換の際には、ガレージジャッキを用いて、車両を持ち上げていたのですが、地下に埋め込み型のリフトアップ式とする事にしました。まず最初に手掛けたのが、一番の大工事となる、作業場の埋め込み型のリフトアップの取付。。従来のコンクリートの床を破って、地下を掘り下げなくてはなりません。コンクリートの床を削岩機で破るのですから、非常に大きな騒音が出るのは間違いありません。その騒音対策として、表のシャッターは閉めた状態で作業する事にはしましたが、しかし、それでも周囲には大変な騒音です。周囲には住宅も有りましたので、工事に先立って、手土産を持って一軒一軒、お断りに伺いました。勿論、これは管理部長の私の仕事です。初めてのお宅に、順番に伺いました。昼間は誰も居ないから構いません、というお宅が多かったのですが、中にはお子さんの小さい方が、いらっしゃるご家庭も有りました。大きな騒音は一日だけで終わらせますので・・・と、みなさんのご了解を頂く事が出来ましたので、早速工事の開始。実に大きな音でした。作業場のコンクリートは約20センチの厚みが有りましたが、その全てを破って、小型のユンボで深く掘り下げての工事でした。作業場のシャッターは、従来は横棒が連なった様なタイプの物でしたが、中の見えない普通タイプのシャッターに交換する事にしました。ところが、それ迄は、シャッターの間からツバメが入って、巣を造っていたのですが、それが出入りが出来なくなります。そこで、横の柱の部部近くに、ツバメが通れるように、従来のシャッターも少し残して・・・。
ツバメの為に、シャッター、入口を考えるとは、やはり都会とは違う事を認識させられました。
 事務所内は、全く見違える様な造り、まるでビル内の一室の様になりました。事務所の奥を広げて、全員の机を正面の入口に向けて着席する様に配列、その最後列に管理部門の席を設けて、大型金庫もその一角に設置。社長室は、2階に別室を設けました。入口サイドには、お客様用にソファー等も3組設置。又、応接室も1か所設置出来ました。今迄とは、ホント、見違える様な事務所が完成したのです。
リノリウムを貼り付ける時に業者の方に伺ったところ、定期的に磨かなければ、汚れが取れない・・とか。事務所内を美しく保つ為に、定期的に床磨き・・・。これで、又、私の仕事が大きく増えようとは・・・。その時は、ナントも考えていなかったのですが・・・。

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