2013年9月12日木曜日

中学校の映画鑑賞会。 ところが、その日にハンドボールの練習試合!

7人制ハンドボールのゴール
中学校の3年生になってからでしたが、7人制のハンドボールを授業で教えて頂きました。それまでの11人制と違った点は、競技コートの広さが約半分になり、ゴールも約半分の大きさになりました。当然ゴールエリアラインも小さくなり、その外にフリースローライン、又、サッカーではペナルティーキックですが、ハンドボールではゴールの前7メートルの位置からのペナルティシュートが与えられるようになりました。最近の7人制のハンドボールは、体育館の中でやりますが、当時は屋外、土のグランドにラインを引いてゴールポストを置いてあるだけです。
 私達の学校にも新しいゴールポストが届けられましたが、便宜上、移動式の物で、数人で運んでコートの準備をしていました。体育の授業でも、2組のチームに分かれて練習試合も経験しました。ドリブル等については、11人制のハンドボールと同様でしたので、人数が少なくなった事、競技場の広さが狭くなった事等が変っただけで、プレイする上で、それ程、大きな改革とは感じてはいませんでした。でも、ゴールエリアライン間近からジャンピングシュートをしようとすると、ディフェンスの方の手が、首に掛かってきて、首を締め付けられる様なケースが多くなり、7メートルのラインから、ペナルティシュートをする機会が多くなった事は事実です。11人制の時は、コートも広く、ゴールエリアラインでジャンピングシュートを試みても、ディフェンスの人が近くに寄って来るのに時間が掛かりますので、首に手が掛かる事等はほとんど無かったのですが、コートが小さくなっただけに、ディフェンスの人の壁がすぐ出来上がり、その隙間を狙ってのジャンピングシュートですから、どうしても首に手が掛かってしまうのです。しかし、私はそのペナルティースローのシュートは大好きでした。7メーターの位置からゴールキーパーと一対一のプレイです。7メートルラインの手前に左足を置いて、倒れ込みながらのシュートです。倒れる寸前まで右手からボールを離さない為、ゴールキーパーはどうしようも有りません。で、ゴールキーパーの位置を確認して、コーナーを狙ってのシュート。得点が入れば、例え練習でも嬉しいものです。
 ところで。中学校では、年間3~4回の映画鑑賞が有りました。校内の売店で入場券を購入して、一般の映画館での映画鑑賞です。通常よりも早い時間、8時過ぎからの上映開始で10時過ぎには終わる様なパターンで、映画館の一般営業には差し支え無い様な特別映写会でした。確か、岡山駅前の歌舞伎座だったと思いますが、仲の良かった例の裕子さんも行きたい・・・との事で、同行する約束もしていたのです。映画のタイトルは忘れましたが、私も是非見たいと思いましたので、売店で入場券を購入、その日を楽しみにしていました。
 ところが、担任の体育教師から、映画観賞会のその日曜日に、他の中学校とハンドボールの練習試合が有るから、まあ頼まあ・・・、と言われたのです。映画に行きたいのに・・・、時間を尋ねたところ、午後1時の試合開始と聞いて、ヤレヤレでした。岡山駅からだと、市内電車で15分も有れば帰り着く事が出来ます。
 映画観賞会当日の朝、映画館に行くと担任の体育教師が、なんじゃあ、映画に来たんか!と、不満そうな表情でした。でも、それ以上は何も仰いませんでしたが・・・。

 映画が終わると、その足で一度帰宅、体操服に着替えて、自宅から5分位で学校に着きました。コートは、もう一人の体育教師の手配で、すっかり出来上がっておりましたので、数人でハンドボールを投げたり、ドリブルしたり・・・と、練習、ウォーミングアップ。試合開始のホイッスルが吹かれて試合開始。シュートの場面では、どうしても私にボールが渡されるので、相手側も、私の周りはディフェンスが一杯。その間からジャンピングシュートをやるものだから、毎回二人掛かりで左右から首に手を掛けられて、ほとんど毎回、7メートルスロー。又、そのほとんどをシュート完了していましたので、ゲームは一方的なゲーム結果となりました。
そのゲームが終わり、後片付けをやっていたところに、担任の体育教師が何処へ寄り道していたのか、映画館から戻って来て、ああ、試合に出とったんかー・・・だって。ホッとした顔をなさってました。
 当時、中学校にハンドボール部は存在していませんでしたので、全員が校内からの選抜でプレイしたのですが、でも、だいたい、いつもメンバーは決まってました。暗黙の了解ですかね。スポーツだと言えば、必ずお声が掛かっていました。でも、実は大失敗もやったことが有るのです。これだけは、今でも後悔していますが、ほんと、お恥ずかしい限りです・・・。近日中に白状します・・・。

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