小学校5年と6年では、クラブ活動として模型クラブに入っていました。最初に作ったのはゴム動力のプロペラの付いた紙飛行機でした。1cmの角材を胴体にして、竹籤で作った翼に紙を貼って飛行機の完成。胴体の先端に付けた大きな木製のプロペラを人差指でクルクルと回して、ゴムを巻いて、それを空に飛ばしていました。胴体の長さでいろいろのサイズの飛行機が有りましたが、最初は40cm位からのスタートでしたが、段々と欲が出て来て、1m位の大型の飛行機も作りました。年に一度でしたが、校内で模型飛行機の大会も開催され、その時はクラブで作ったものとは別に、1.5m位の大型のグイダーを見本演技として、飛ばした事もありました。最近ゴム動力の紙飛行機は、見た事が有りませんが、現在ではもう販売されてないのですかね。最近は模型屋さんにもご無沙汰ですので、解りませんが・・・。今朝、インターネットで検索してみましたが、ほとんど販売されてないみたいでした。次に6年生になって始めたのは電動の鉄道模型でした。鉄道模型といっても、現代の物とは違います。当時の鉄道模型はレール幅が32mm<それも2線式のレールでは無く、中央にもう1本レールの付いた3線式のレールでした。左右の車輪が両輪共、車軸と繋がっていて、それが絶縁されていないので、車輪だけからでは+-の電気を受ける事が出来ないのです。そこでもう1本、中央にレールを設けて、又、車両側ではレールシューという部品を取り付けて、中央のレールと接触、それで電気を受けて走る方式でした。車輪も2個だけの方式の組み立てキットの電車でした。電車のボディも勿論附属はしてありましたが、真鍮製ですか、塗装などは勿論有りません。でも、クラブの全員が喜んで、制作に夢中になって取り組みました。モーターを下向きに付けて車軸のギャと直角に取り付けて、車輪を直接回す方式でした。組み立てが完了するまでは、自宅に持ち帰る事は許可されませんでしたので、一日も早く完成させようと、毎週、一生懸命に取り組みました。学校のレールで試運転をして、全員がやっと自宅に持ち帰る事を許可されました。自宅に持ち帰っても、自宅で走らせる事は出来ません。自宅にはレールも無かったのです。当時、子供達にその様な小遣いは与えられていませんでしたから、なかなか購入する事も出来ず、苦心した物でした。レールは、円形に繋がる1周出来る様にワンセットを買えば良いのですが、なかなか高価でしたので、私は1mの直線レールを2本買って、それを板の上に貼り付けて一応レールは、2mの長さですが、出来上がりました。レールに電気を流すには、変圧器が必要でした。そのスライダックス式のコントローラーが、又高価だったので・・・、公務員の父親に頼み込んで、そのスライダックス式のコントローラーを買って頂き、2mのレールを往復させる事が出来ました。最近の鉄道模型、HOゲージか、更に小型のNゲージになっていますが、直流電気を使用しています。家庭用の電気は100Vの交流ですから、それを直流に変換する整流器も必要になります。当時は電源は100Vの家庭電気、電圧を下げただけの、交流電源で走らせていました。ですから、コントローラーの操作だけでは、前進、後進の切り替えが出来なかったのです。確か、車体の横に、前進と後進を切り替えるスイッチが付いていたと思います。私は自宅の2mの線路の両端に、そのスイッチを自動的に切り替える装置を自作して、前後進の連続運転を出来る様にしていました。最近のNゲージはレール幅が確か9mmだったかと思いますが、それで有ればテーブルの上で走らせるような円形レールも、比較的簡単ですが、当時のOゲージのレイアウトを自宅に設置するなんて、特別の方しか出来ませんでした。それから考えると、最近は何でも、良くなりましたね。大人になってからですが、HOゲージのレイアウトを自宅で作りかけたました。ベニヤ板3枚、畳3枚分の大きさで、作りかけましたが、部屋が狭いので、やはり途中で諦めました。HOゲージの蒸気機関車も買っていたのですけど・・・。高校生の頃に、東京の交通博物館で見た大きなレイアウト、見るだけでも大変な感激でした。今でしたら、ホント、小さいけれど、レイアウトも組めますよね。ボヤキの連続ですが、兎に角、これが私の模型作りのスタートラインでした。
2013年6月30日日曜日
模型飛行機 ライトプレーン
小学校5年と6年では、クラブ活動として模型クラブに入っていました。最初に作ったのはゴム動力のプロペラの付いた紙飛行機でした。1cmの角材を胴体にして、竹籤で作った翼に紙を貼って飛行機の完成。胴体の先端に付けた大きな木製のプロペラを人差指でクルクルと回して、ゴムを巻いて、それを空に飛ばしていました。胴体の長さでいろいろのサイズの飛行機が有りましたが、最初は40cm位からのスタートでしたが、段々と欲が出て来て、1m位の大型の飛行機も作りました。年に一度でしたが、校内で模型飛行機の大会も開催され、その時はクラブで作ったものとは別に、1.5m位の大型のグイダーを見本演技として、飛ばした事もありました。最近ゴム動力の紙飛行機は、見た事が有りませんが、現在ではもう販売されてないのですかね。最近は模型屋さんにもご無沙汰ですので、解りませんが・・・。今朝、インターネットで検索してみましたが、ほとんど販売されてないみたいでした。次に6年生になって始めたのは電動の鉄道模型でした。鉄道模型といっても、現代の物とは違います。当時の鉄道模型はレール幅が32mm<それも2線式のレールでは無く、中央にもう1本レールの付いた3線式のレールでした。左右の車輪が両輪共、車軸と繋がっていて、それが絶縁されていないので、車輪だけからでは+-の電気を受ける事が出来ないのです。そこでもう1本、中央にレールを設けて、又、車両側ではレールシューという部品を取り付けて、中央のレールと接触、それで電気を受けて走る方式でした。車輪も2個だけの方式の組み立てキットの電車でした。電車のボディも勿論附属はしてありましたが、真鍮製ですか、塗装などは勿論有りません。でも、クラブの全員が喜んで、制作に夢中になって取り組みました。モーターを下向きに付けて車軸のギャと直角に取り付けて、車輪を直接回す方式でした。組み立てが完了するまでは、自宅に持ち帰る事は許可されませんでしたので、一日も早く完成させようと、毎週、一生懸命に取り組みました。学校のレールで試運転をして、全員がやっと自宅に持ち帰る事を許可されました。自宅に持ち帰っても、自宅で走らせる事は出来ません。自宅にはレールも無かったのです。当時、子供達にその様な小遣いは与えられていませんでしたから、なかなか購入する事も出来ず、苦心した物でした。レールは、円形に繋がる1周出来る様にワンセットを買えば良いのですが、なかなか高価でしたので、私は1mの直線レールを2本買って、それを板の上に貼り付けて一応レールは、2mの長さですが、出来上がりました。レールに電気を流すには、変圧器が必要でした。そのスライダックス式のコントローラーが、又高価だったので・・・、公務員の父親に頼み込んで、そのスライダックス式のコントローラーを買って頂き、2mのレールを往復させる事が出来ました。最近の鉄道模型、HOゲージか、更に小型のNゲージになっていますが、直流電気を使用しています。家庭用の電気は100Vの交流ですから、それを直流に変換する整流器も必要になります。当時は電源は100Vの家庭電気、電圧を下げただけの、交流電源で走らせていました。ですから、コントローラーの操作だけでは、前進、後進の切り替えが出来なかったのです。確か、車体の横に、前進と後進を切り替えるスイッチが付いていたと思います。私は自宅の2mの線路の両端に、そのスイッチを自動的に切り替える装置を自作して、前後進の連続運転を出来る様にしていました。最近のNゲージはレール幅が確か9mmだったかと思いますが、それで有ればテーブルの上で走らせるような円形レールも、比較的簡単ですが、当時のOゲージのレイアウトを自宅に設置するなんて、特別の方しか出来ませんでした。それから考えると、最近は何でも、良くなりましたね。大人になってからですが、HOゲージのレイアウトを自宅で作りかけたました。ベニヤ板3枚、畳3枚分の大きさで、作りかけましたが、部屋が狭いので、やはり途中で諦めました。HOゲージの蒸気機関車も買っていたのですけど・・・。高校生の頃に、東京の交通博物館で見た大きなレイアウト、見るだけでも大変な感激でした。今でしたら、ホント、小さいけれど、レイアウトも組めますよね。ボヤキの連続ですが、兎に角、これが私の模型作りのスタートラインでした。
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