今朝。フト庭の稲を見たところ、穂先が何本にも分かれて今まさに、稲の実りの姿になりつつある様子を、初めて見つけました。稲の実り、今までは近くから観察した事は有りませんでした。田んぼのそばを歩きながら、穂先に一杯の身を付けてその重みに耐えかねて、頭を垂れている姿しか知りませんでした。一本の穂先が勢い良く頭を覗け、次いでその穂先が何本にも分かれて、それぞれが元気一杯に成長していく事、この年になるまで知りませんでした。小学校1年の時から、学校への通学時、田んぼの横を歩きながら、毎日見ていたのですが、そこまでの観察はしていなかったのです。これから、このそれぞれの実が成長して、更に頭を垂れて来るのですね。
今回の茨城県常総市の水害では、大きく育った稲が、ほとんど水没してしまいましたが、本当に嘆かわしい限りです。
私には、この1本だけの稲ですが、その成長、実りを楽しみにしているのに、大きな田んぼで、すぐにでも刈り取りが出来るまでに成長している稲が水没。聞くところによれば、稲が水に浸かった場合には、すぐに新しい芽が出てくるとか聞きました。成長を大切に見守っていらっしゃった方々、その心の痛みがどれほど大きいか、よく解ります。
私には何もお手伝いも出来ませんが、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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